思考.錯誤
2011年 06月 02日
アネハ構造建築士の社会的問題が起こってから様々な法改正が多々あり我業界も大変だ。この後管理建築士の講習会も受けなくては...!
会場で知り合いの大先輩の棟梁と遭遇、「帰りに自分の工場に寄ってくれないか、見てもらいたい物がある」と頼まれ了解の返事、そして夕方事務所に寄せて頂いた。
工場の一角に置かれたもの、木造建物の実物縮尺模型だ、そういえば昨年 検討してアドバイスをくれと預かった図面を思い出した。構造的に無理のある複雑な図面だった事を思い出す。
建物は とある自然公園(積雪は大)の中に建てる休息所 今流行りの環境ハウス 屋根に土を乗せ植物で覆いたいと設計者のプラン。 気持ちはわかるが..! (木造の華奢な構造、部材、土や植物の重量、そして雪の重量) これを何と素人の木工教室で造ると言うのだ。 何重苦........制約の多い事!
ともあれ、図面に照らし合わせ2.3点アドバイスし相談に乗って来た。 模型の製作担当のS君検討を祈る。
[六角形を組み合わせ、建物全体を構成する] 横架材(梁)は使うなとの事、 いかに接合部分を剛構造にし荷重に耐えるかかが仮題だろう。 それと屋根の排水の問題か!