励まし
2012年 07月 07日
20年来の知人 越後門出和紙の制作者、小林康生氏 職人でもありアーティストでもある。
国際的にも幅広く活躍され現在の柏崎を代表する一人でもある。
親方とほぼ同年代の彼、伝統の越後和紙の技術を受け継ぎ、さらに発展させている。
山の畑で原料の楮を自ら育てる事からこだわった。 和紙では喰えない時期も長かったと聞く。
若かりし頃、山村の[高柳・門出]茅葺古民家の工房を訪ねた事がある、彼が建築の世界でも工業的に和紙を活かせないかと試行錯誤を繰り返していた頃だったと想う。 親方、ちょうど普請をしていた現場で少し襖や壁紙、灯具などに使わせて頂いた。
工房の脇に沸き水を流しこんだ石瓶に冷やしてある、西瓜やジュースを頂いた記憶が今も鮮明にある。
彼とは賀状のやり取り位のお付き合いだが、彼から届く季刊紙 『高志の生紙便』をいつも楽しく拝読させて頂いている。
そんな彼より、生紙便と共に届いた思いがけない励まし、ありがとう!!
越後 門出和紙